普通車とバイク(二輪)の同時教習について

普通車とバイク(二輪)の同時教習とは、その名の通り「普通車免許」と「バイク(二輪)免許」を、一度の教習期間でまとめて取得することを目指す効率的なプランです。特に、短期間で集中して教習を受けられる合宿免許で多く設定されており、約3週間で2種類の免許を取得できるのが大きな魅力となっています。
教習所では、普通車とバイク(二輪)の教習を効率よく組み合わせた専用スケジュールを用意しているため、無駄なくスムーズに学習を進めることができます。最も一般的なのは普通車MTと普通二輪MTのセットで、AT限定免許を希望する方は事前に教習所に確認が必要です。また、一部の教習所では普通車と大型二輪の同時教習も実施していますが、この場合は普通二輪免許の所持が参加条件となることが多いです。
なお、同時教習を利用するには、普通車免許の取得要件(満18歳以上など)をはじめとする、いくつかの条件を満たす必要があります。
それぞれの免許に関する詳しい情報については、以下のページもあわせてご覧ください。
普通車免許とバイク(二輪)免許を同時に取得できる合宿免許一覧(25件)
都道府県 | 自動車学校 | 普通車+バイクの同時教習 (所持免許:なし/原付) |
教習料金 |
---|---|---|---|
山形県 | 県南自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥301,400〜477,400(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥350,900〜526,900(税込) | ||
山形県 | マツキドライビングスクール山形中央校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥340,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥410,000〜588,000(税込) | ||
山形県 | マツキドライビングスクール赤湯校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥340,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥410,000〜588,000(税込) | ||
山形県 | マツキドライビングスクール長井校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥340,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥410,000〜588,000(税込) | ||
山形県 | マツキドライビングスクール村山校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥340,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥410,000〜588,000(税込) | ||
山形県 | マツキドライビングスクール米沢松岬校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥394,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥464,000〜588,000(税込) | ||
山形県 | マツキドライビングスクールさくらんぼ校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥340,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥410,000〜588,000(税込) | ||
福島県 | マツキドライビングスクール福島飯坂校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥387,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥457,000〜588,000(税込) | ||
茨城県 | 友部自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥360,800〜374,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥404,800〜418,000(税込) | ||
茨城県 | 大宮自動車教習所 | 普通AT+普通二輪MT | ¥363,000〜588,500(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥418,000〜643,500(税込) | ||
栃木県 | 那須自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥357,500〜478,500(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥390,500〜511,500(税込) | ||
栃木県 | カーアカデミー那須高原 | 普通AT+普通二輪MT | ¥319,000〜467,500(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥352,000〜500,500(税込) | ||
新潟県 | 中越自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥305,200〜465,200(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥340,200〜500,200(税込) | ||
新潟県 | マツキドライビングスクール新潟西しばた校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥340,000〜518,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥410,000〜588,000(税込) | ||
新潟県 | 六日町自動車学校 | 普通MT+普通二輪MT | ¥407,000〜550,000(税込) |
普通AT+普通二輪MT | ¥352,000〜495,000(税込) | ||
新潟県 | 長岡文化自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥295,200〜496,200(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥330,200〜531,200(税込) | ||
兵庫県 | 北播ドライビングスクール | 普通AT+普通二輪MT | ¥332,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥372,000(税込) | ||
鳥取県 | 鳥取県自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥313,500(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥324,500(税込) | ||
島根県 | 島根自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥299,200(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥324,500(税込) | ||
愛媛県 | 宇和自動車教習所 | 普通MT+普通二輪MT | ¥349,000(税込) |
長崎県 | 共立自動車学校・日野 | 普通AT+普通二輪MT | ¥324,500(税込) |
長崎県 | 共立自動車学校・大野 | 普通MT+普通二輪MT | ¥335,500〜352,000(税込) |
普通AT+普通二輪MT | ¥324,500〜330,000(税込) | ||
長崎県 | 共立自動車学校・江迎(えむかえ) | 普通MT+普通二輪MT | ¥313,500〜346,500(税込) |
長崎県 | 五島自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥355,300〜407,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥382,800〜434,500(税込) | ||
大分県 | きつき自動車学校 | 普通AT+普通二輪MT | ¥352,000〜440,000(税込) |
普通MT+普通二輪MT | ¥371,800〜459,800(税込) |
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普通車とバイク(二輪)同時教習のメリット
普通車とバイク(二輪)の免許をまとめて取得できる「同時教習」には、特に「費用」と「時間」の面で大きなメリットがあります。ここでは、同時教習ならではのメリットについて詳しく解説します。
お得に複数の免許を取得できる
同時教習を選ぶ最大のメリットは、免許取得費用を大幅に節約できる点にあります。
通常、普通車とバイク(二輪)の免許を個別に取得する場合、それぞれで入学金・教習料金・諸費用が発生します。しかし同時教習なら、これらの費用が一度で済むため、総額を大幅に抑えられます。
特に合宿免許の場合、宿泊費や食費、教習所までの往復交通費も一度分で済むため、その節約効果はより大きくなります。参加する時期やプランにもよりますが、総額で10万円程度安くなるケースもあり、お金を有効活用したい学生や社会人にとって、この費用面の魅力は非常に大きいと言えるでしょう。
複数免許取得までの期間が短縮される
時間的なメリットも同時教習の大きな魅力です。特に合宿免許の同時教習の場合、免許取得に必要な教習スケジュールが効率的に組まれているため、別々に免許を取得するよりも短い期間で卒業が可能です。例えば、合宿免許の場合、普通車MTで16日間〜、普通二輪MTで8日間〜(合計24日間〜)かかりますが、同時教習なら22日間〜と、2〜3日程度短くできます。
この短縮が可能な理由は二つあり、一つは道路交通法などの学科教習の多くが共通しており、重複受講が不要なこと、もう一つは、一日の中で普通車とバイク(二輪)の技能教習をバランスよく配置することで、待ち時間なく集中して技術習得できることが理由です。
さらに、教習所卒業までの期間だけではなく、卒業後の運転免許センターでの学科試験や免許交付手続きも一度で完了するため、平日に何度も足を運ぶ手間が省けます。これは忙しい方にとって見逃せないメリットでしょう。
普通車とバイク(二輪)同時教習の注意点
多くのメリットがある同時教習ですが、いくつかの注意点も存在します。自身の希望に沿ったプランを見つけられるよう、これらの内容も事前に確認しておきましょう。
同時教習を扱う教習所が少ない
最大の注意点は、同時教習プランを実施している教習所の数が限られていることです。すべての教習所で対応しているわけではないため、お住まいの地域や希望のエリアによっては、選択肢が非常に少なくなる可能性があります。
特に合宿免許では、設備や指導員数の関係で募集定員が限られているのが一般的です。そのため夏休みや春休みといった繁忙期は予約がすぐに埋まってしまい、中には繁忙期の同時教習受け入れを停止する教習所も少なくありません。
同時教習を希望する場合は、通常の合宿免許以上に早めに情報を集め、計画的に申し込みを進める必要があります。
覚えることや体力の負担が多くなる
同時教習は短期間で複数の免許を取得できる反面、覚えることの多さや体への負担が大きくなるという注意点があります。
普通車とバイク(二輪)では、アクセルやブレーキ、ハンドルの操作感覚はもちろん、バランスの取り方や車体の大きさも全く異なります。同時教習ではこれら二つの異なる乗り物の運転技術を並行して学んでいくため、頭の切り替えが追いつかないまま混乱してしまう方も少なくありません。
特に、同時教習では効率的なスケジュールを組むために、一日のうちに「午前は普通車の教習、午後はバイクの教習」といったような、過密なスケジュールが組まれることが多いです。さらに合宿期間も約3週間と長期になるため、教習漬けの日々が続き、想像以上に体力と集中力を消耗する可能性があります。
同時教習に挑戦する際には、こうした体力面での負担も考慮しておくことが大切です。
普通車とバイク(二輪)同時教習の流れ
指定自動車教習所の合宿免許を利用して普通車とバイク(二輪)同時教習を利用する場合、一般的には以下のような流れで教習が進んでいきます。スムーズに免許を取得するためにも、大まかな流れを理解しておきましょう。
1.教習所への申し込み・入校
まずは、普通車とバイク(二輪)の同時教習プランがある教習所を探して申し込みます。入校日には視力や聴力などを確認する適性検査があり、これに合格すると教習がスタートします。
2.第一段階の教習(技能・学科)
教習所内のコースで、普通車とバイク(二輪)それぞれの基本操作を学びます。技能教習は二つの車種を並行して進め、同時に交通ルールなどの学科教習も受講します。
3.修了検定・仮免許取得と第二段階の教習
普通車の第一段階を終えると、技能を確認する修了検定を受けます。合格すると仮運転免許(仮免)が交付され、路上での教習に進むことができます。第二段階では、普通車は路上教習、バイク(二輪)はより実践的なコース内教習が中心となります。(※バイクに仮免許制度はありません)
4.卒業検定(技能試験)
すべての教習を終えたら、普通車とバイク(二輪)それぞれで卒業検定に臨みます。両方の検定に合格すると、教習所から卒業証明書が2通(普通車用とバイク用)交付され、卒業となります。
5.運転免許試験場での学科試験・免許交付
卒業後、住民票のある都道府県の運転免許試験場へ行き、2通の卒業証明書を提出して免許を申請します。学科試験を受験し合格すると、普通車とバイク(二輪)の両方が記載された免許証がその日のうちに交付されます。
同時教習についてのよくある質問
同時教習には何歳から申し込みできますか?
A. 原則として、満18歳以上であればお申し込みいただけます。法律上、普通二輪免許は満16歳から取得可能ですが、普通車免許は満18歳からと年齢制限が異なります。同時教習では普通車免許も含むため、参加には満18歳以上であることが条件です。
ただし、教習所によっては「第一段階を終える修了検定の日までに18歳になる」ことを条件に、17歳での入校を認めている場合もあります。詳しくは各教習所ごとの「入校条件」を確認してください。
同時教習は最短何日程度で卒業できますか?
A. 取得する免許の組み合わせによって異なりますが、合宿免許の場合はおおよそ20日〜22日程度が目安です。
例えば、普通免許MTと普通二輪免MT許の組み合わせであれば最短で約22日、AT限定の組み合わせであれば最短で約20日といったスケジュールが一般的で、多くの教習所では約3週間と案内されています。
ただし、これはあくまで最短の日数です。無理な参加日程を組んでしまうことがないよう、教習の進捗や時期によってはこの期間が多少前後する可能性があることを覚えておきましょう。
普通車で「AT限定」を選ぶと、バイク(二輪)免許の取得にも影響しますか?
A. 普通車の免許をAT限定で申し込んだとしても、バイク(二輪)免許の取得タイプに影響が及ぶことはありません。「普通車は運転が簡単なAT限定で取得し、バイクはギアチェンジを楽しめるMTで取得する」といった自由な組み合わせで申し込むことも可能です。
ただし、同時教習の組み合わせとしては普通車MTと普通二輪MTのセットが多く、AT限定免許を希望する方は、事前に教習所への確認が必要です。
大型バイク(大型二輪)の同時教習はありますか?
A. 一部の教習所では、普通車と大型二輪の同時教習プランが用意されています。
ただし、普通二輪との組み合わせに比べて実施教習所数はさらに限られており、多くの場合「普通二輪免許の所持」が参加条件となります。
希望のプランが見つからない場合は、まず普通車と普通二輪の同時教習で免許を取得し、後日ステップアップで大型二輪を目指すのも一つの方法です。
免許センターには何回行く必要がありますか?
A. 同時教習の場合、1回だけで両免許の手続きが完了します。
通常、同時教習で卒業すると普通車とバイク(二輪)それぞれの卒業証明書が発行されます。その2通を持って管轄の運転免許センターへ行き、一度学科試験に合格すれば、両方の免許が記載された新しい運転免許証を受け取れます。
もし別々に免許を取得する場合は、それぞれの取得時にセンターへ足を運ぶ必要があり、最低2回は行くことになります。平日に時間を作るのが難しい方にとって手続きが一度で済むのは、時間や交通費の節約につながる、同時教習の大きなメリットと言えるでしょう。
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