免許取得ノウハウに関するコラム

大型バイク(大型二輪)免許の取得費用は?普通免許持ちの場合の費用についても解説

2026.08.18 2025.02.28
大型バイク(大型二輪)免許の取得費用は?普通免許持ちの場合の費用についても解説

大型バイク(大型二輪)免許は、正式には「大型自動二輪車免許」と呼ばれ、総排気量400ccを超えるバイクを含む、すべての自動二輪車を運転できる免許です。原付や小型・普通二輪では乗れない大排気量モデルに乗れるようになるため、「憧れの1台に乗りたい」という理由で取得を目指す方も多い免許です。

取得を目指すうえで気になるのが免許の取得にかかる費用ですが、大型バイク免許の取得費用は、「通学・合宿免許・一発試験」の各取得方法、そして、「普通免許持ち」「普通二輪免許持ち」「所持免許なし」など、いまの所持免許状況によって大きく変動します。

この記事では、これから大型バイク免許の取得を目指す方に向けて、取得方法・所持免許別の費用相場一覧から、所持免許がない方でも取得費用を抑えるための具体的なコツまで、詳しく解説していきます。


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取得方法や所持免許(普通免許持ちなど)により費用は変わる

冒頭でも触れた通り、大型バイク免許の取得費用は、取得方法によって教習料金の体系そのものが異なり、さらに所持免許によって必要な教習時限数が変わるため、「いくらかかるか」を一律に示すことができません。

たとえば、免許を全く持っていない状態から取得を目指す場合は、学科教習が26時限、技能教習が36時限のフルコースが必要です(※指定自動車教習所でMTの大型自動二輪免許を取得する場合)。一方、「普通免許持ち」の方であれば、学科教習はほぼ免除され、すでに普通二輪免許を持っている場合は技能教習も大幅に短縮されます。そして、この教習時限数の差が、そのまま費用の差につながります。

そこでここからは、自分に合った取得方法・予算で大型バイク免許の取得を目指せるよう、まず3つの取得方法の違いを押さえたうえで、取得方法・所持免許別の費用相場を一覧で確認していきます。

大型バイク(大型二輪)免許の3つの取得方法

大型バイク免許の取得方法は、「一発試験」「教習所通学」「合宿免許」の3つがあり、それぞれの内容と特徴は、以下の通りです。

 

取得方法 内容 費用の傾向 取得期間の目安
一発試験 運転免許試験場で直接技能試験(必要に応じて学科試験)を受験する方法 3つの方法のうち最も安い 一度で合格すれば最短、ただし再受験が続くと長期化
教習所通学 自宅から教習所へ通い、学科教習・技能教習を受けて卒業検定に合格する方法 教習料金がかかるため一発試験より高額 所持免許なしの場合、平均2〜3ヶ月程度、普通免許持ちなら平均1ヶ月前後
合宿免許 教習所が運営・提携する宿泊施設に滞在し、集中して教習を受ける方法 宿泊費や食費が含まれるプランが多く、通学よりお得になることが多い 普通二輪免許持ちなら最短1週間程度

※指定自動車教習所でMTの大型自動二輪免許を取得する場合

 

一発試験は費用を大きく抑えられる一方で、合格率が低いという点に注意が必要です。過去に運転経験があり、運転技術や交通法規の知識に自信がある方向けの方法といえます。

教習所通学と合宿免許は、どちらも指定自動車教習所を卒業して免許を取得するルートで、教習の内容自体は同じです。違いは、通学が自分のペースで予約を取りながら進めるのに対し、合宿免許はあらかじめ決められたスケジュールで短期集中的に進めるという点にあります。

関連コラム合宿免許と通学免許の違いとは? 費用や期間を徹底比較!

【取得方法・所持免許別】大型バイク(大型二輪)免許取得費用

大型バイク免許の画像2

以下の表は、取得方法と所持免許のパターン別に、大型バイク免許(MT)の取得費用の目安をまとめたものです。あわせて、費用差の要因となる教習時限数も記載しています。ぜひ自身の免許所持状況に合わせ、予算を確認するための参考にしてください。

 

所持免許別に
必要な教習時限数
所持免許無し 普通二輪免許持ち 普通自動車免許持ち
技能36時限 学科26時限 技能12時限 学科0時限 技能31時限 学科1時限
所持免許・取得方法別の
取得費用目安
所持免許無し 普通二輪免許持ち 普通自動車免許持ち
一発試験 約25,000円
(取得時講習費用含む)
約7,000円
(取得時講習無し)
約20,000円
(取得時講習費用含む)
通学免許 約28万~32万円 約9万~15万円 約20万~22万円
合宿免許 約25万~37万円 約9万~14万円 約17万~28万円

※数値はあくまで目安です。教習所や地域、キャンペーン利用状況などにより異なります
※通学免許・合宿免許の場合、上記のほかに免許センターでの手数料(東京都の例で4,200円)が別途かかります

 

表の通り、「普通免許持ち」の方の取得費用は、通学免許で約20万~22万円、合宿免許で約17万~28万円が目安です。所持免許が全くない場合と比べると、学科教習が26時限から1時限に、技能教習も36時限から31時限に短縮されるため、8万円前後の費用を抑えられる計算になります。

注目したいのは、普通二輪免許持ちの場合の費用の安さです。技能教習が12時限まで短縮されるため、通学・合宿ともに10万円台前半で収まるケースが多く、普通免許持ちの状態から取得するより8万~9万円ほど安く済みます。「普通二輪免許を取ってから大型二輪に進む」という順序であれば、2つの免許を取得しても総額の差はそれほど大きく開かないといえるでしょう。

所持免許無しでも大型バイク(大型二輪)免許の取得費用を抑えるには?

大型バイク免許の画像3

費用一覧の通り、「所持免許が全くない状態」から大型バイク免許取得を目指す場合は費用が最も高額になりますが、所持免許がない場合でも、取得方法やプラン、入校時期の選び方次第で、費用を抑えることは可能です、大型バイク免許の取得費用を少しでも安くするための具体的な方法をご紹介します。

通学より合宿免許を選ぶ

まず大前提として、費用を抑えて大型バイク免許を取得したいなら、通学よりも合宿免許を選ぶ方が安くなるケースが多いです。

費用の数字だけを見れば、最も安いのは一発試験です。しかし、警察庁の運転免許統計によると、令和6年に大型二輪免許を取得した9,743人のうち、95.6%は指定自動車教習所の卒業者で、試験場での直接受験による取得者は4.4%にとどまります。一発試験は不合格になれば受験料・試験車使用料が受験のたびに積み上がるため、結果的に教習所ルートより高くついてしまうケースも考えられます。

参照:運転免許統計(令和6年)

一方、合宿免許なら、宿泊費・食費に加えて、入校料・技能教習料・学科教習料・検定料・教材費までがパック料金に含まれているのが一般的です。項目ごとに追加費用が発生しにくいため、申し込みの段階で総額が見えやすいのも安心できるポイントです。

さらに、合宿免許はあらかじめ組まれたスケジュールで教習が進むため、予約待ちによって取得期間が延びてしまう心配も不要です。所持免許がない場合でも15泊16日前後、普通免許持ちなら13泊14日前後で卒業を目指せるため、通学で平均2〜3ヶ月かかるところを大幅に短縮できます。教習所によっては交通費の支給制度(上限15,000円程度)が用意されている場合もあり、実質的な負担をさらに抑えられます。

ただし注意点として、合宿免許の料金は申し込む時期やプランによって大きく変わります。同じ教習所・同じ免許でも数万円の差が生じるため、次に紹介する3つのポイントも併せて押さえておくことが大切です。

オフシーズン(4〜7月・10〜1月)に入校する

合宿免許の費用を抑えるうえで最も効果が大きいのが、入校時期の選び方です。

合宿免許には、料金が高くなる繁忙期(オンシーズン)と、安くなる閑散期(オフシーズン)があります。具体的には、学生の長期休暇にあたる2〜3月の春休み、8月前後の夏休みが繁忙期で、おおよそ4〜7月・10〜1月がオフシーズンにあたります。

料金差は数万円規模で、大型バイク免許の合宿プランでは、同じ教習所・同じ免許・同じ部屋タイプであっても繁忙期とオフシーズンで5万〜6万円程度の差が出ることも珍しくありません。とにかく安く免許を取得したいなら、オフシーズンの入校を第一に検討するとよいでしょう。

相部屋・自炊プランを選ぶ

入校時期と並んで料金を左右するのが、宿泊プランの選び方です。

合宿免許の宿泊プランには、相部屋・ツイン・シングルといった部屋タイプがあり、料金は相部屋が最も安く設定されています。同じ教習所・同じ時期の大型バイク免許のプランでも、相部屋とシングルでは1万〜2万円程度の差が生じるのが一般的なため、費用最優先で考えるなら、相部屋のプランを選んでおけば間違いないでしょう。

加えて、教習所によっては食事が付かない「自炊プラン」を用意しているケースもあります。3食付きのプランより料金が低く設定されているため、自分のペースで食事を用意したい方や、外食も楽しみたい方にはぴったりの選択肢といえます。注意点として、食材費や外食代は自己負担になるので、安くなった料金分と実際にかかる食費を見比べたうえで選ぶようにしましょう。

関連コラム合宿免許で相部屋プランを利用するメリット・デメリットを解説!

教習所ごとの各種割引制度を活用する

教習所ごとに用意されているキャンペーンや割引制度も、費用を抑えるうえで欠かせません。多くの教習所で利用できる、代表的な割引制度は以下の3つです。

 

 

割引額は教習所によって異なりますが、それぞれ数千円〜1万円程度が目安で、条件が合えば併用できるケースもあります。

なかでも多くの方が活用しやすいのが「早割」です。特別な条件はなく、早めに申し込みを済ませるだけで適用されるため、その他の割引制度と比べても、条件を満たすハードルが最も低い割引といえます。

なお、実施している割引の種類や併用の可否は、教習所や申し込む時期によっても変わってきます。申し込みを決める前に、自分が適用されるキャンペーン・割引制度はどれか、必ずチェックするようにしておきましょう

大型バイク(大型二輪)免許取得に関するよくある質問

最後に、大型バイク免許の取得を目指す方からよく寄せられる質問にお答えします。これから取得を目指す方は、取得方法やプランを選ぶ際の参考にしてみてください。

大型バイク(大型二輪)免許取得をいきなり目指すのは難しい?

「普通二輪免許」を飛ばしていきなり「大型バイク免許」取得を目指すことは制度上は問題なく可能ですが、大型バイクは車体が重くパワーもあるため、二輪車の運転が未経験の方にとっては扱いが難しいのが実情です。

技能教習でつまずくと、規定の時限数では卒業できず、1時限あたり4,000~5,000円程度の追加教習料金や、5,000円程度の再検定料が加算されてしまいます。「大型バイク免許の取得から始めて安く済ませたい」と考えていても、結果として費用が膨らんでしまうケースもあるわけです。

また、教習所によっては普通二輪免許を持っていないと大型二輪の教習を受けられない場合もあります。こういった事情を踏まえても、二輪車の運転経験がない方は、まず普通二輪免許を取得してから大型二輪へステップアップするほうが、無理なく確実に免許を取得できるでしょう。

なお、普通二輪と大型二輪の教習を続けて受けることはできないため、両方を合宿免許で取得したい場合は、普通二輪の免許を取得したあとに、改めて大型二輪の合宿免許へ申し込む流れになります。

関連コラム普通自動二輪免許と大型自動二輪免許の違いって?大型バイク免許を取得する方法は?

AT限定の大型バイク(大型二輪)免許のほうが取得費用は安い?

大型バイク免許にはMT免許AT限定免許があり、AT限定はクラッチ操作やギアチェンジが不要なぶん必要な技能教習の時限数がMTより少なく設定されており、教習料金も安くなる傾向にあります。

とはいえ、その差は数千円~1万円程度にとどまるケースが多く、そもそもAT限定の大型二輪コースを扱っている教習所は多くはありません。「少しでも安く」という理由だけでAT限定を選ぶと、通える教習所や合宿プランの選択肢が狭まってしまう可能性もあるでしょう。

また、当然のことではありますが、AT限定免許ではMT車を運転できないという点にも注意が必要です。AT限定でも運転できるAT車の総排気量に制限はありませんが、大型バイクはMT車の車種が圧倒的に多く、AT限定免許では乗れるバイクがかなり限られてしまいます。取得後に「MT車にも乗りたい」となれば、改めて限定解除審査を受ける必要があり、そのぶん費用も追加でかかります。

こうした点を踏まえても、将来乗りたいバイクの幅を狭めないために、基本はMTでの取得をおすすめします。

大型バイク(大型二輪)免許取得で教習料金以外にかかる費用は?

教習所の料金プランに含まれていない費用として、主に以下のようなものがあります。

 

●免許センターでの手数料
教習所を卒業したあと、運転免許センターで免許証の交付を受ける際にかかる費用。大型二輪の場合、4,000円台前半(東京都の例で4,200円)が目安です。

●追加教習料・再検定料
規定の時限数内で卒業できなかった場合に発生し、
追加教習は1時限4,000~5,000円程度、再検定は5,000円程度が目安です。

●延泊費用
合宿免許で規定の日数を超えて滞在する場合、1泊あたり4,000円~1万円程度の宿泊費がかかります。

●バイク用の装備費
ヘルメットやグローブ、ブーツなどは貸し出しの有無が教習所ごとに異なり、持参が必要な場合は購入費がかかります。

 

このうち免許センターでの手数料は、どの取得方法を選んでも必ずかかる費用なので、予算にはあらかじめ含めておきましょう。一方、追加教習料や延泊費用は、教習所の「保証制度」でカバーされる場合があります。保証の対象となる時限数や日数は教習所ごとに違うため、申し込みの前に確認しておくと安心です。装備の貸し出しについても、あわせてチェックしておくとよいでしょう。

 

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この記事では、大型バイク免許の取得費用について、取得方法(通学・合宿免許・一発試験)と「普通免許持ち」などの所持免許別の相場から、費用を抑えるための具体的な方法まで解説してきました。

同じ大型バイク免許でも、取得方法や所持免許、さらには入校時期やプランの選び方によって、費用は数万円単位で変わります。だからこそ、自分の状況に合ったプランを見つけられるかどうかが、費用を抑える一番のポイントです。

合宿免許アイランド』では、運転経験や所持免許に応じたさまざまな合宿免許プランをご用意しています。大型バイク免許の取得を検討されている方は、「自分に合ったプランがあるか知りたい」といった段階でも、ぜひお気軽にお問い合わせください。アイランドが提携する120校以上の教習所の中から、ご予算やご希望に合った最適なプランをご案内いたします。

 

▼大型バイク(大型二輪)免許の合宿免許一覧はこちら

https://www.ai-menkyo.jp/license/bigbike/

▼バイク(普通二輪)免許の合宿免許一覧はこちら

https://www.ai-menkyo.jp/license/bike/

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制作担当 前島 香

株式会社シーズンズ 合宿免許アイランド 編集部

制作担当 前島 合宿免許業界での10年以上の経験を活かし、制作業務やコールセンター業務を担当。全国の教習所を訪問し、現場で得た知見をもとに、「合宿免許アイランド」でお客様の役に立つ情報を発信しています。お客様の声に耳を傾け、一人ひとりのニーズに寄り添い、豊富な経験と確かな知識を活かして、教習所選びのアドバイスをいたします。

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