バイク免許の格安プラン合宿免許特集

バイク（二輪）免許の種類

バイク（二輪）免許は、運転できる車両の排気量や大きさによって主に4つの種類に分けられます。ご自身が「どんなバイクに乗りたいか」という目的に合わせて適切な免許区分を選ぶことが、バイク免許取得への第一歩です。

以下の表に、各免許の特徴や運転可能な車両、取得に必要な年齢条件をまとめました。「免許取得をしたけれど、希望の車両が運転できなかった」というようなことが後から起こらないよう、それぞれのバイク（二輪）免許で扱える範囲をしっかりと確認しておきましょう。

バイク（二輪）免許の教習期間と取得までの流れ

合宿免許は効率的に教習スケジュールが組まれているため、通学よりも短期間で卒業を目指せます。所持免許や時期にもよりますが、普通二輪免許であれば最短9日程度、普通二輪所持からの大型二輪免許であれば最短6日程度での卒業が可能です。

ここでは、申し込みから免許証を手にするまでの一般的な流れを段階ごとに解説します。

1.希望の教習所に申し込む

まずは、取得したい免許の種類や希望のエリア、予算に合わせて教習所とプランを選びます。人気の合宿プランは、春休みや夏休みなどの繁忙期を中心に予約が早期に埋まりやすいため、日程が決まったら早めに申し込みを済ませておくことが大切です。

2.入校・適性検査

教習所に到着し、入校手続きを済ませた後は、視力や聴力、色彩識別能力などを確認する適性検査を受けます。

この検査は、交通状況を正しく認識して安全な運転ができるかどうかを判断するためのものですが、結果が悪くても即座に入校取り消しになるわけではなく、個別に安全指導が行われることが一般的です。また、あわせて運転適性検査も実施され、自身の性格や運転の傾向を把握します。

3.教習の第1段階

教習は大きく「第1段階」と「第2段階」に分かれており、第1段階では教習所内のコースを使って基本的な運転操作を学びます。

発進や停止、カーブの曲がり方、一本橋（平均台）やスラロームといった課題走行に取り組み、バイク（二輪）免許取得に必要な「走る・曲がる・止まる」の基礎技術をしっかりと身につけます。この段階の最後に「みきわめ」を受け、良好と判断されれば第2段階へと進みます。

4.教習の第2段階

第2段階では、実際の交通状況に応じた応用的な運転技術や、危険を予測した運転について学びます。

法規走行に従った進路変更や、急制動、障害物の回避など、より実践に近い内容となるため、公道に出た時のことをイメージしながら教習を受けることが重要です。学科教習も並行して進め、全てのカリキュラムを修了し「みきわめ」に合格すると、いよいよ卒業検定です。

5.卒業検定（卒検）

全カリキュラム修了後、教習所内のコースで最後の実技試験である「卒業検定」を受験します。

検定員が同乗しないバイク（二輪）免許の検定は、あらかじめ決められたコースを一人で走行し、持ち点からの減点方式で採点されます。合宿免許では検定に向けた指導も手厚く、多くの教習所で高い合格率を維持しているため、落ち着いて普段通りの運転を心がけましょう。

6.「運転免許センター」で本免学科試験を受験

卒業検定に合格し「卒業証明書」を受け取ったら、住民票のある都道府県の「運転免許センター（試験場）」へ向かいます。適性検査と学科試験（普通自動車免許等を所持している場合は学科免除）を受け、合格すれば即日で新しいバイク（二輪）免許証が交付されます。

※すでに普通自動車免許などをお持ちの方は、学科試験は免除され、適性検査のみとなります。

バイク（二輪）合宿免許で必要な持ち物

合宿免許では約2週間という期間を宿泊施設で過ごすことになるため、日常生活に必要な荷物に加えて、教習ならではの準備が必要です。

特にバイク（二輪）免許の教習の場合、安全確保のための服装規定や装備品が多くなるため、忘れ物をしてしまうと入校手続きができなかったり、教習が受けられなかったりするトラブルに繋がります。出発前には持ち物リストをしっかりとチェックし、万全の状態で合宿生活をスタートさせましょう。

入校日に必要になるもの

入校手続きの際に書類の不備や忘れ物があると、そのまま入校できず教習を受けられない場合があります。出発前に以下のリストを必ずチェックし、カバンに入っているか確認しましょう。

●身分証明書・住民票

初めて免許を取る方は、本籍地が記載された、発行から3ヶ月以内の住民票（マイナンバー記載なし）の原本が必須です。既に免許をお持ちの方は、その運転免許証も忘れず持参してください。教習所によっては、IC免許証の場合などに本籍地記載の住民票が別途必要となることもあるため、事前に確認しておきましょう。身分証明書についてはマイナンバーカード、パスポートなどが必要です。

●印鑑（はんこ）

入校時の書類作成に使用します。スタンプ印（シャチハタ等）を不可としている教習所が多いため、朱肉を使うタイプの認印を用意しておくと安心です。

●健康保険証 （資格証明書）

マイナンバーカードと紐づけしたマイナ保険証がない場合は、健康保険の資格確認書が必要です。合宿中の怪我や病気に備えて持参します。コピーでは対応してもらえない医療機関もあるため、必ず「原本」を持っていくようにしましょう。

●現金・クレジットカード

現地で支払う仮免許手数料や、食事・観光代などで使用します。手持ちが無くならないよう、現金は多めに用意するかキャッシュカードを持参すると安心です。

●筆記用具

学科教習や日誌の記入に使用します。貸し出しを行っていない教習所が多いため、使い慣れたボールペンやノートなどを忘れずに準備しましょう。

実技（技能教習）で必要なもの・服装

二輪教習では転倒時の怪我を防ぐため、季節を問わず肌の露出がない服装が原則となります。安全基準を満たしていない場合、教習の受講を断られてしまうこともあるため、規定に合った装備を揃えるようにしましょう。

●長袖・長ズボン

多くの教習所では、夏場であっても半袖・半ズボンは認められておらず、必ず長袖・長ズボンでの受講が必要です。肌の露出が少ない、破れのないものを用意しましょう。

●ヘルメット

安全面から、教習所ではフルフェイスかジェットタイプ（耳まで覆うもの）を指定しているケースが一般的です。半キャップ型や耳が隠れないタイプは使用不可とされることが多いので注意しましょう。ヘルメットの無料貸し出しを行う教習所もありますが、サイズが合わないと運転に支障が出るため、不安な方は自分に合うものを準備するのがおすすめです。

●グローブ（手袋）

教習所によっては軍手の使用を認めているところもありますが、最近は滑り止めのない軍手を不可とする教習所もあります。操作性と安全性を高めるためにも、できるだけバイク専用のグローブを用意しましょう。

●ライディングシューズ・ブーツ

多くの教習所では、くるぶしまで守れるしっかりした靴が推奨されており、サンダルやヒールのある靴は教習不可です。スニーカーが認められている場合もありますが、靴紐がステップやペダルに絡まないよう、ハイカットでしっかり締められるタイプなど、安全性を重視して選びましょう。

●雨具（レインウェア）

雨天でも教習を行う教習所がほとんどのため、レインウェアは実質必須アイテムです。動きやすさも考慮し、上下が分かれたセパレートタイプのレインウェアを準備しておくと安心です。

バイク（二輪）合宿免許についてよくある質問

バイク（二輪）免許の取得にあたっては、普通自動車免許とは異なり、身長や体力面、または使用する装備品などについて疑問や不安を抱える方が少なくありません。ここでは、多くの方から寄せられるバイク（二輪）免許・合宿免許に関する質問と、その回答をまとめました。ぜひ参考にしてください。

Q.年齢や身長に制限はありますか？

年齢に関しては、普通二輪は満16歳以上、大型二輪は満18歳以上という法律上の規定があり、合宿免許でもこの年齢条件を満たしている必要があります。身長については明確な基準はありませんが、バイクにまたがった状態で足が地面に届き、車両を支えられる体格であることが求められます。

特に大型二輪などは車体が重く取り回しが難しいため、教習所によっては「女性の方は身長158cm以上」といった具体的な入校条件を設けているケースも見られます。

ご自身の身長や体力に不安がある場合は、申し込み前に必ず教習所へ問い合わせて確認しておくようにしましょう。

Q.普通二輪免許が無くても、大型二輪免許の取得を目指せますか？

普通二輪免許を所持していなくても、大型二輪免許の取得に挑戦することは可能です。ただし、大型バイクは重量があり扱いが難しいため、多くの教習所ではまずは普通二輪免許を取得し、運転に慣れてから大型へステップアップする方法を推奨しています。

いきなり大型二輪を目指す合宿プランを実施している教習所もありますが、ご自身の体力や経験に不安がある場合は、無理をせず段階的に取得することをおすすめします。

Q.ヘルメットやグローブ、ブーツ等の貸し出しはありますか？

ヘルメットについては、多くの教習所で無料の貸し出しが行われていますが、他の方と共用になることやサイズ感を気にされる方は、ご自身での持参をおすすめします。

一方で、グローブやブーツに関しては貸し出しを行っていない、あるいは用意されているサイズの種類が限られている教習所も多いため、基本的にはご自身の身体にフィットするものを事前に購入し、持参しておくのが最も確実で安心です。

Q.雨や雪の日でも教習はありますか？

雨や雪の日であっても、基本的には教習スケジュール通りに実施されますが、雪の多い地域では、冬場に二輪の教習を実施しないところもあります。公道に出れば悪天候の中を走る機会も当然あるため、教習中に安全な運転感覚を掴んでおくことは、卒業後の運転に向けた大切な経験となります。悪天候でも教習に集中できるよう、防水性の高いレインウェアや防寒対策を万全にして合宿に臨んでください。

ただし、台風のような暴風雨や、路面の凍結・積雪がひどく危険と判断される場合には、教習が中止・順延となることもあります。そのようなケースでは、安全第一で、必ず教習員の指示に従って行動するようにしてください。

Q.支払い方法は？ローンは組めますか？

『合宿免許アイランド』では、銀行振込による一括払いのほか、クレジットカード決済や「運転免許ローン」をご利用いただけます。 ローン審査はWEBから簡単に申し込みができ、高校生を除く18歳以上であればご本人名義での契約も可能です（※未成年の場合は親権者の同意が必要な場合があります）。

提携するジャックスやエポスカードの免許ローンを活用すれば、「最大6ヶ月後の支払い開始（スキップ払い）」や「分割払い」など、ライフスタイルに合わせた無理のないお支払いプランを組むこともできます。お支払い方法に関する詳細やシミュレーションについては、以下のページでご確認ください。

バイク（二輪）と普通車の同時教習についてはこちらから

バイク（二輪）免許だけでなく、普通車の免許もまとめて取りたいと考えている方には、「同時教習」プランが大変おすすめです。それぞれ別々に合宿に参加するよりも、交通費の節約になるうえ、教習スケジュールも効率化されるため、短期間かつリーズナブルに2つの免許を取得できるのが大きなメリットです。

同時教習のプランや対応している教習所については、以下のページで詳しくご紹介しています。