免許取得ノウハウに関するコラム

中型二種免許の取得費用は?所持免許ごとの違いや費用を安く抑えるポイントを解説!

中型二種免許の取得費用は?所持免許ごとの違いや費用を安く抑えるポイントを解説!

特定の乗車定員のマイクロバスやコミュニティバス、介護送迎車などを営業(旅客運送)目的で運転するために必要となる「中型二種免許」。就職や仕事の幅を広げるために取得を検討しているという方も多いでしょう。

そんな中型二種免許ですが、実は、現在所持している免許の種類によって、取得費用や期間が変わることをご存知でしょうか。

本記事では、現在所持している免許の種類ごとに、中型二種免許の取得費用相場や必要期間を整理して解説します。また、厚生労働省が提供している「教育訓練給付制度」の活用など、取得費用を少しでも安く抑えるためのポイントも合わせてご紹介しますので、これから中型二種免許を取得しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

大型車の免許が取得できる合宿免許教習所

中型二種免許の基礎知識

そもそも中型二種免許とは、乗車定員11人以上29人以下の中型自動車(マイクロバスやコミュニティバスなど)を使用し、旅客を運送する目的で運転する際に必要な運転免許です。

主に中型の路線バス、有償の送迎バスなどの運転業務を行ううえで必要となり、免許の取得には、「満21歳以上」かつ「普通自動車免許などの保有期間が通算3年以上」といった条件が定められています(※特例教習を受講した場合は19歳以上・保有歴1年以上など要件が緩和されます)。

中型二種免許のより詳しい情報・プランご紹介ページはこちら

中型二種免許の取得にかかる費用相場

冒頭でもお伝えした通り、中型二種免許の取得費用や教習期間は、現在所持している免許の種類によって大きく異なります。また、通学・合宿免許などの取得方法によっても費用や期間が変わってくる点に注意が必要です。

ここでは、現在所持している免許の種類別に「普通・準中型免許」「中型・大型免許」「各種の二種免許」の3つのパターンに分け、それぞれの教習時限・費用相場・期間を取得方法別に解説します。自分の所持免許に合わせた相場を確認しておきましょう。

普通免許・準中型免許(5t限定含む)を所持している場合

【費用と期間の相場】

取得方法 費用相場 期間の目安
合宿免許 約370,000円〜470,000円 最短12泊13日
通学免許 約400,000円〜500,000円 約30日〜


普通MT免許所持の場合で技能教習27時限+学科教習17時限と、必要な時限数が最も多くなるパターンです。それに伴い、費用・期間ともに3つの中で最も数字が大きくなります

なお、AT限定免許(普通AT・5t限定AT)を所持している場合は、技能教習が31時限とさらに多くなります。また、2026年からの新制度移行などに伴い、合宿免許では事前にAT限定解除が必要となる教習所や、受け入れを一時停止している教習所もあるため、申込み前には必ず、「AT限定のまま入校できるプランの有無」を確認しておきましょう。

中型(8t限定含む)・大型免許を所持している場合

【費用と期間の相場】

取得方法 費用相場 期間の目安
合宿免許 約270,000円〜350,000円 最短7泊8日〜
通学免許 約300,000円〜380,000円 約18日〜

中型・大型免許を所持している場合は、すでに規模の大きな車両の運転スキルが備わっているとみなされるため、技能教習17時限+学科教習17時限と、普通免許からの取得と比べて教習時限数が少なくなり、費用と教習期間も大幅に削減されます。合宿免許を利用すれば最短7泊8日〜と、約1週間程度でのスピード取得も可能です。

他の二種免許を所持している場合

【費用と期間の相場(普通二種など他の二種免許所持の場合)】

取得方法 費用相場 期間の目安
合宿免許 約160,000円〜280,000円 最短5泊6日〜
通学免許 約200,000円〜290,000円 約14日〜

すでに二種免許を持っている場合は、旅客を乗せて走るための基本的な知識・スキルを身につけていると判断されるため、学科教習がすべて免除されます。受講が必要なのは技能教習のみ(普通二種MT所持の場合で10〜11時限)で、3つのパターンの中で最も費用・期間の負担が軽くなります。 

中型二種免許の費用を安く抑える3つのポイント

中型二種免許の取得費用は?所持免許ごとの違いや費用を安く抑えるポイントを解説!の写真2
中型二種免許の取得にはまとまった費用がかかりますが、工夫次第で費用総額を抑えることも可能です。ここでは、取得費用を節約するための3つのポイントを解説します。

1. 「教育訓練給付制度」を活用する

1つ目のポイントは、厚生労働省が提供している「教育訓練給付制度」の活用です。中型二種免許の取得費用も、対象の教習所・コースを選び、一定の条件を満たすことで、ハローワークから受講費用の一部が支給されます。自己負担額を大幅に減らせるため、ぜひ活用したいお得な制度です。

中でも運転免許取得で使われる主な区分には、給付率と上限額の異なる以下の2種類があり、教習所やコースごとにどちらが対象となるかが定められています。同じ免許でも給付額が大きく変わるため、入校前に教習所とハローワークの双方で適用区分を必ず確認するようにしましょう。

制度区分 支給率・上限額
一般教育訓練給付 受講費用の20%(最大10万円)
特定一般教育訓練給付 受講費用の40%(最大20万円)

+資格取得・就職等の条件達成で追加10%(最大5万円)

なお、制度を利用するには、雇用保険の被保険者期間などについて、以下の条件を満たす必要があります。

 

  • 初めて利用する方:雇用保険の被保険者期間が通算1年以上あること
  • 過去に利用したことがある方:前回の支給日から今回の受講開始日の前日までに3年以上経過していること
  • 現在離職中の方:離職日の翌日から受講開始日までが1年以内であること


また、
「特定一般教育訓練給付」を利用する場合は、受講開始日の2週間前までに訓練対応キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングを受け、ハローワークへ受給資格確認票を提出するなど、事前の手続きが必要となります。

教育訓練給付制度のより詳しい条件や、給付金を受け取るための手続きの流れについては『教育訓練給付金制度は大型免許取得にも使える?種類や条件、申請方法を解説!』の記事でも解説しています。制度を賢く使ってお得に免許を取得したい方は、ぜひチェックしてみてください。

教育訓練給付制度が使える教習所一覧はこちら

2. 教習所の通学ではなく「合宿免許」を選ぶ

費用を抑えたい場合の2つ目のポイントは、通学ではなく「合宿免許」を選ぶことです。

通常、通学免許で取得を目指す場合、1年を通して教習料金がほぼ固定されていることが多く、閑散期などは多少料金が下がる場合もあるものの、大きな割引プランを提供する教習所は多くはありません。加えて、「中型二種の教習に対応している教習所」自体が全国的に数が限られているため、自宅周辺に対応教習所がない場合は、遠方まで通う交通費が別途かさんでしまうケースもあるでしょう。

一方、合宿免許であれば、基本料金の中に「教習料金・宿泊費・食事代」などがパッケージ化されているうえ、教習所までの「往復交通費」が支給される(※支給額には規定あり)教習所もあります。また、閑散期などにはお得な割引プランを提供している教習所もあり、結果として、トータルの出費では通学よりも費用を大きく節約できる可能性があります。

一例として、当サイト『合宿免許アイランド』で扱う中型二種免許の合宿プランには、以下のようなものがあります。


【4月後半〜8月上旬入校/普通免許MT所持/3食付きシングルプラン】(2026年度)


いかがでしょうか。こちらの教習所では交通費の支給はありませんが、冒頭で解説した、普通免許所持の場合の相場(約450,000円〜480,000円)と比較して大きく費用は変わらないにもかかわらず、約2週間の宿泊費や食費まで含まれていることを考えると、非常にお得なプランであるのは間違いありません。

合宿免許は原則として一時帰宅ができず、まとまった休みを確保しなければならないというハードルはありますが、「手元から出ていくトータルの取得費用を安く済ませたい」という方には非常に最適な選択肢であるといえるでしょう。

関連コラム合宿免許とは?メリット・デメリットからプラン選びのポイントまで紹介

3. オフシーズン(閑散期)を狙う

ただ合宿免許を選ぶだけでなく、さらにその中でも「オフシーズン(閑散期)」を狙って入校することも、費用を抑えるための大切なポイントです。

先ほども触れたように、通学免許では1年を通して料金が大きく変わらないことが多いのに対し、合宿免許は入校する時期によってプラン価格が大きく変動するという特徴があります。特に、学生の長期休みと重なる「ハイシーズン(主に春・夏)」は料金が高く設定されますが、「オフシーズン(4月中旬〜6月下旬/9月下旬〜11月下旬など)」であれば数万円~最大10万円ほど安く入校することも可能です。

もし仕事や学業などのスケジュールを柔軟に調整できるのであれば、この閑散期を狙って「合宿免許」を選び、さらに「教育訓練給付制度」を組み合わせるのが、費用を最安に抑えるためのベストな方法です。

 中型二種免許取得に関するよくある質問

中型二種免許の取得を検討している方から寄せられる「よくある質問」にお答えします。 

Q.中型二種免許はどのような仕事で活かせますか?

中型二種免許を取得すると、乗車定員11人以上29人以下の中型自動車を使用し、旅客を乗せて運転する業務に就くことができます。具体的には、以下のような仕事で活かすことが可能です。

 

  • マイクロバスやコミュニティバス(中型車)の運転手
  • 地域の観光バス・貸切バス(中型車)での旅客輸送
  • 介護施設や福祉施設での有償の送迎業務

 

近年では地域に密着したコミュニティバスの需要が高まっているほか、介護・福祉関連の送迎ニーズも増加しています。そのため、交通業界や福祉業界などの仕事では特に活かしやすい資格であるといえるでしょう。

Q.大型二種を目指せば、中型二種免許は意味がないですか?

中型二種と大型二種のどちらを取得するべきかは、「現在どのような免許を所持しているか」と「将来どのような業務に就きたいか」によって答えが変わります。

現在所持している免許別の、中型二種と大型二種の料金差(合宿免許プランの一例)を見てみましょう。

 

【中型二種と大型二種の取得費用の差額】

※マツキドライビングスクールさくらんぼ校/2026年4月末/シングルプランの例(税込)

所持免許 中型二種 大型二種 差額
中型免許 270,000円〜 372,000円〜 102,000円
準中型免許 420,000円〜 448,000円〜 28,000円
準中型免許(5t限定MT) 455,000円〜 472,000円〜 17,000円
普通免許(MT) 455,000円〜 472,000円〜 17,000円

 

上記のように、すでに「普通自動車免許」や「準中型免許(5t限定含む)」を持っている場合、中型二種と大型二種にかかる費用の差額は約1.7万円〜2.8万円とそれほど大きくありません。この場合は、初めから上位免許である大型二種を目指したほうがキャリア上有利になりやすいといえます。

一方で、「中型免許」を持っている場合は、大型二種を取得するのに約10万円ほどの大きな追加費用が発生してしまいます。もし「将来的に大型の路線バスや観光バスに乗る予定がない」のであれば、無理に大型二種を目指さず、中型二種に絞って費用を大きく抑えるのが賢明な選択です。ご自身の現在と将来の状況を照らし合わせて、取得する免許を選ぶようにするとよいでしょう。

Q.一発試験でも合格はできる?

教習所に通わず運転免許試験場で直接試験を受ける「一発試験(飛び入り試験)」で、合格すること自体は可能です。しかし、中型二種における一発試験の合格率は10%未満と言われており、極めて難易度が高いのが現実です。

一発試験は「費用が安い」と思われがちですが、実際には1回あたり約4万円程度(受験にともなう各種手数料や取得時講習受講料などの合計)の出費が伴います。1回で合格できるケースは非常に稀であり、不合格になって再受験を繰り返した結果、「最初から教習所に通ったほうが短期間で安く済んだ」というケースも少なくありません

そのため、一部の運転経験者(過去に二種免許を持っていたが失効した方など)を除き、確実に免許を取得したい場合は、指定教習所(通学または合宿)を利用するのがおすすめです。

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費用を抑えて中型二種を取るなら合宿免許がおすすめ!

中型二種免許の取得費用は?所持免許ごとの違いや費用を安く抑えるポイントを解説!の写真3
中型二種免許にかかる取得費用を少しでも抑えつつ、確実かつスピーディーに免許を手に入れたいのであれば、やはり「合宿免許」での取得が圧倒的におすすめです。合宿免許を利用すれば、以下のようなメリットが得られます。

 

  • 通学免許と比較して費用が安いパッケージプランが多数揃っている
  • 技能教習の予約を手配する手間がなく、最短のスケジュールで卒業できる
    (※普通免許・準中型免許所持の場合で最短12泊13日〜)
  • 中型二種に対応している通学教習所は少ないため、全国から教習所を探せる合宿のほうが希望に合ったプランを見つけやすい

 

さらに「オフシーズン(閑散期)」と呼ばれる時期の入校を狙い、受講料の一部が支給される「教育訓練給付制度」などをうまく併用できれば、トータルの出費を数万〜10万円単位、ケースによってはそれ以上で大幅に削減することも可能です。

『合宿免許アイランド』では、給付金制度が使えるプランのご相談なども承っております。また、企業様向けのお得な「法人向けプラン」などもご用意しております。「できるだけ安く、最短で中型二種免許を取得して仕事に活かしたい」とお考えの方は、ぜひお気軽に合宿免許アイランドまでお問い合わせください。

 

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制作担当 前島 香

株式会社シーズンズ 合宿免許アイランド 編集部

制作担当 前島 合宿免許業界での10年以上の経験を活かし、制作業務やコールセンター業務を担当。全国の教習所を訪問し、現場で得た知見をもとに、「合宿免許アイランド」でお客様の役に立つ情報を発信しています。お客様の声に耳を傾け、一人ひとりのニーズに寄り添い、豊富な経験と確かな知識を活かして、教習所選びのアドバイスをいたします。

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