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合宿免許は危険なの?事故率の実態を徹底解説!

合宿免許は危険なの?事故率の実態を徹底解説!

一定期間集中して教習を受けることで、コツコツ自動車教習所に通うよりは早く免許を取得することができる合宿免許。ただ、そのせいか、合宿免許で運転免許を取得すると事故率が高いと考える人もいるようです。しかし、普通に教習所に通って免許を取得する場合と合宿免許でどのくらい事故率が違うのか、本当のところはわからないということも多いのではないでしょうか。そこで、実際のところはどうなのかについて詳しく説明します。


合宿免許で免許を取得した人の事故率は高い?

合宿免許で免許を取得した人だからといって事故を起こしやすいかどうかというと、実際はそうでもありません。教習所へ通学して免許を取得した人でも事故を起こしてしまうことはあります。一旦免許を取得して日常生活のなかで自動車やバイクを運転するようになれば、合宿免許だったかどうかなどは関係ありません。一般の教習所であれ、合宿免許であれ、教習生に教える運転技術はどこも同じになっています。そのため、卒業生が免許取得時に得ている技術は同じレベルのはずです。また、学んだ知識をもとに、道路交通法に則って運転しなければならないというのも共通しています。

実際に事故が起こってしまう状況はさまざまです。運転者の不注意や無謀な運転が原因のこともあれば、道路が凍結していて滑ったなど、状況や環境が原因になることもあります。つまり、事故を起こすかどうかは、状況やその人の運転に対する意識の持ち方で決まってくるところも大きいのです。こうした事故を起こす可能性やリスクは、なにも合宿免許を卒業した人だけではなく、運転するすべての人にあり得ることだといえるでしょう。実際のところ、合宿免許の卒業者の事故率が高いというデータもありません。


合宿免許だと事故率が高いと言われる理由

では、なぜ合宿免許だと事故率が高いと思われるのでしょうか。それは、合宿免許は審査が甘いという噂があることが一因となっています。しかし、本当に合宿免許の審査が甘いのかどうかというと、そのようなことはないはずです。実際には運転に関する知識や技能がともなっていない人を、教習所が卒業させることはありません。

自動車やバイクは時速数十kmで走る物体であり、少しでも操作を誤ると人を傷つけたり物を壊したりしてしまうリスクがあります。そうならないために運転者は教習所で技術を身につけ、安全に運転するための知識を学ぶのです。近年では自動車産業の業界も進歩が目覚ましく、車線を逸脱すれば警告が鳴ったり、ブレーキアシストの装置が付いたりなど、安全性を高める機能がある車も多く出回るようになってきました。しかし、まだまだ機械面だけで完全な安全性を確保することは難しいのが現実でしょう。そのため、依然としてドライバー自身が運転技術を習得しなくてはいけないのはもちろん、運転することに対する意識をしっかり持つことが大切です。

そのため、教習生には確実な知識と技術を身につけてもらわなければなりません。教習所によっては卒業生がどのくらい運転免許センターでの筆記試験に合格しているかという合格率や、卒業後の事故率などの統計を取って明らかにしているところもあります。もし、審査を甘くしていれば、試験の合格率が低かったり、事故率が高くなってしまったりするかもしれません。合宿免許を簡単に卒業できたとしても、将来事故を起こす確率が高いドライバーが増えてしまえば問題です。合格率が高い教習所ならば、きちんと合格できる知識を得られるカリキュラムがしっかりしているということを表しているといえます。

これから教習を受けようと考えている人にとっては、卒業生がしっかりした技術や知識を得ることができず、事故率が高いようなところは信用しないでしょう。そのため、もし本当に教習生の審査を甘くしているところがあるのなら、その教習所は淘汰される可能性が高いです。


審査が甘いと言われる原因

合宿免許に対するイメージは、単に審査が甘いというだけではありません。ほかにも、卒業までの期間が短期間であることや、安い料金設定をしていることが「事故率が高い」というイメージにつながりやすいと考えられています。短期間で卒業できるとうたっている以上、設定された期間内に教習生を卒業させてしまわなければいけない、という思い込みがあるのかもしれません。しかし、だからといって技術が未熟で知識も乏しい教習生を期間がきたからという理由だけで卒業させていいものではないはずです。実際には、運転免許を与えてもいいと判断される技術と知識を修得したと判断されなければ卒業できません。

ただ、技能的な面でのチェックは教官の目視によって行われます。学科の試験の場合は正解・不正解ということで、客観的な判断が可能です。しかし、技能は機械的なチェックではなく人間である教官が判断する以上、人によって審査の判断に差が出てくることはあり得ます。単に教官によって審査が甘いということではないのです。もし、審査を甘くして将来的に自分の担当した教習生が事故を起こしたとしたらどうでしょうか。教官としての信用に傷がつくのはもちろん、教官自身も責任を感じてしまうかもしれません。そんなリスクを考えると、教官が審査を甘くするということはないといえます。


運転初心者に多い事故って?

運転免許を取得してまだ日が浅いときは、運転に慣れていないことから起こる事故もあります。運転初心者で多い事故の一つが夜間の事故です。単純なことですが、夜間は暗いため昼間に比べて周囲が見渡しにくいということがあります。昼間なら問題なく気が付けることも、気付くのが遅れて操作が間に合わないという可能性が高まるのです。また、夜遅い時間になると交通量が少なくなることもあり、ついスピードを出してしまうということも初心者にはよくあります。スピードが早くなれば、それだけ事故を起こすリスクが高まってもおかしくありません。

さらに、初心者はカーブでの事故や工作物への衝突、正面衝突などの事故も起こしやすい傾向があります。自動車やバイクのように高速で走る乗り物でカーブを曲がるときは遠心力がかかります。しかし、運転に慣れていない人の場合、この遠心力の分を的確に把握できていないことが多いのです。また、カーブでなくても速度を出し過ぎていたり運転技術が低かったりすることで、操作ミスをして工作物への衝突や正面衝突を引き起こしてしまうケースも多くみられます。ほかにもスピード違反をはじめとする交通違反も事故原因の一つです。さらに、これは初心者に限ったことではありませんが、不注意や脇見運転なども事故を引き起こす原因になります。


事故に遭わないための心構え

事故に遭わないためには、どのような状況で事故が起こりやすいかを把握し、心構えをして運転に臨む必要があります。まずは基本的なことですが、交通違反をしないということが大切です。ルールはただ人を縛るために設けられているものではなく、理由があって定められています。例えば、運転中にスマホをいじっていると、どうしても注意力が散漫になってしまうため、交通ルールのなかで禁止されているのです。

また、我流の運転をしないということも大切なポイントになります。教習所で運転を学んでいるときは、教えられたとおりに運転をしているはずです。しかし、免許を取得していざ自分だけで運転を始めると、最初こそ教えられたように運転しているものの、慣れてくると次第に自分に都合のいいような運転になってしまっていることがあります。例えば、本来なら運転する際の正しい姿勢を教えられるはずですが、いつの間にか変にのけぞったりなど、十分な視界が得られないような姿勢になっていることもあるでしょう。また、交通ルールを勝手な解釈で曲げて、結果的に交通違反をすることになってしまう場合もあります。そのようなことがないように、初心を忘れないということが事故を起こさないようにするためには大切なことであり、常に心に留めておかなければなりません。

さらに、運転初心者が起こしやすい事故を防ぐために気を付けることができるポイントもあります。カーブでの事故の場合は遠心力に対応できないことが原因になっていることが多いです。スピードを出しているとそれだけ大きな遠心力がかかるため、斜線をはみ出してしまわないようにカーブ手前で十分減速するように心がけましょう。また、たとえ夜間で交通量が少なかったとしても、昼間よりも視認性が悪いということを意識し、スピードを抑えて運転することが大切です。さらに、夕方の暗くなり始める時間帯も見にくくなるため、事故が起こりやすいということが知られています。そのため、まだ明るいと過信せず、夕方に暗くなり始めたら早めにライトを点けることが事故のリスクを減らすことにつながるのです。


合宿免許に参加するメリット

合宿免許は宿泊しながら集中して免許を取得するための知識や技術を学びます。そのため、学校や仕事など日常の生活をこなしながら合間をぬって教習所に通い、免許を取るよりは集中することが可能です。基本的には決められた合宿期間内に免許が取得できるレベルにまで到達するために、学科や技能教習のカリキュラムが効率良く組まれています。そのため、通学よりも早く、一気に過程を終えて卒業できるというのが大きなメリットです。

また、宿泊費や食費など、講習を受ける間にかかる滞在費も講習料金に含まれているのに、通学しながら免許を取得するよりも安いというメリットもあります。ただ、技能面に関しては各自で上達や飲み込みも違うため、人によってはクリアできずになかなか次のステップに進めないということがあるかもしれません。しかし、既定の期間内にカリキュラムを終えられなかった場合、延長や延泊を保証してくれるプランを用意しているところも多いため、安心して教習を受けることができます。

合宿免許を実施している教習所は市街地の中心というよりも、どちらかというと交通量の少ない地域にあることの方が多いです。初めて路上教習に出る場合など、運転に慣れていないときは交通量の多い市街地だと萎縮してしまったり、情報量の多さで焦ってしまったりする可能性もあります。しかし、交通量が少ない場所ならば、まだ運転に慣れていない人でも安心して運転できる環境です。さらに、合宿免許では、さまざまな場所から人が集まるため、普段接することがない人と出会う可能性があるのもメリットの一つです。職業も生活環境も異なる人と話をすることで、ためになる話が聞けたり、貴重な経験を得られたりすることもあります。


合宿免許に参加するデメリット

さまざまなメリットがある合宿免許ですが、もちろんメリットばかりではありません。合宿免許は短期間で済む分、まとまった日数でカリキュラムをこなします。そのため、普通免許の場合で2週間程度は休めるだけのスケジュール調整をする必要があるのです。社会人になってから合宿免許に行こうと思うと、なかなか2週間の休みを確保することは難しくなるでしょう。もし、所定の期間ですべての過程を終えて免許が取れずに延長することもできなければ、せっかくの努力も無駄になってしまう可能性があるのです。そのため、合宿免許に行くのは学生が多い傾向があります。

また、短期間で免許を取得できるカリキュラムということは、平日だけではなく土日や祝日でも毎日教習の予定が入っているということです。さらに、ほかの教習生との共同生活を強いられるため、拘束感を感じる可能性もあります。特に、集団行動が苦手な人にとってはつらく感じるかもしれません。教習そのものに関しては、交通量の少ない田舎では運転がしやすいというのがメリットです。しかし、免許を取った後に運転するのが田舎だとは限らないでしょう。特に普段の行動範囲が都市部ならば、交通量の多い道路に慣れていない状態でも運転はしなければいけないのです。このように、メリットとデメリットは状況や人によって多少違ってくることもあるため、自分の状況も考慮に入れておくことが大切です。


重要なのはあくまでも個人の姿勢や心構え

合宿免許で卒業した人は事故率が高いという噂があることは事実でしょう。しかし、実際には特に合宿免許だからといって特別事故率が高いという根拠はありません。事故に遭わないようにするためには、基本的な交通ルールを守って運転することはもちろん、自分の技術を過信せずに安全運転を心がけるなど、個人が日頃運転するときの姿勢や心構えが重要です。合宿免許には、普通に教習所に通うよりも早く卒業することができたり、費用がリーズナブルだったり、田舎で運転しやすい環境があったりなど、メリットも多くあります。そのため、単に合宿免許は事故率が高いという噂だけを信じて避けるのはもったいないです。合宿免許に行くことができる環境が整っているのならば、免許を取るための方法の一つとして、合宿免許への参加を検討してみてはいかがでしょうか。 

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