最短でバイク免許取得なら合宿免許がおすすめ

バイク免許を取得する流れとしては、教習所に通い、卒業してから運転免許試験場で学科試験と適性試験に合格して取得するのが一般的です。

免許センターの一発試験でバイク免許を取得すること方法もあります。一発試験は教習所に通わないため費用を安く抑えられますが、合格率が低く難易度が高いため、最短でバイク免許を取得したい方は合宿免許がおすすめです。合宿免許では、入校から卒業するまで宿泊施設に滞在して、バイク(普通自動二輪)免許取得に必要な技能教習と学科教習を、一定の期間にまとめて受けて学びます。

通学免許は自分でスケジュールを組みますが、合宿免許は既にカリキュラムが組まれているため、通学免許よりも効率良く学べ、費用も比較的安く済むのがメリット。通学免許の場合、免許取得するまでの期間は約23～25日ですが、合宿免許であれば最短8泊9日です。普通自動車免許を取得している場合は、通学免許でも約9～10日で取得できます。

費用は、普通自動車免許がない場合、通学免許が約15万円、合宿免許が約10万円で、合宿免許は安くて早く免許が取得できるのが魅力です。自動車学校によっては交通費も支給しているため、旅行や観光を兼ねて参加する方も少なくありません。ただし、合宿免許には、一時帰宅ができない、自動車学校によっては休みがない、延長すると追加料金が発生するなどのデメリットもありますので、事前に確認が必要です。参加してから後悔しないように、デメリットも理解した上で、検討しましょう。

バイク免許には、小型限定普通二輪、AT小型限定普通二輪、普通二輪、AT限定普通二輪、大型二輪、AT限定大型二輪の6種類あります。免許の種類によって、技能教習と学科教習の数が異なり、スケジュールもそれぞれ違うのです。ここでは、小型限定普通二輪を例にとって、合宿免許の流れとスケジュールをご紹介します。

1日目の入校当日は、入校手続き、説明、適性検査が行われます。その後は学科と技能の教習です。教習は2段階に分かれており、第1段階ではバイクの基本操作を、第2段階では実践的な知識と技能を学びます。それぞれの段階の終わりに、「みきわめ」という教習の内容が身についたかどうかの確認が行われます。クリアすると受け取れるのが「修了検定」です。

2段階分の修了検定を受けたら、最終日に「卒業検定」を受け、合格すると「卒業証明書」がもらえます。合宿免許はあくまでも受験資格を取得するためのものですから、自宅に戻り住民票がある地元の運転免許センターでの手続きが必要です。「卒業証明書」などを持っていき、本免許学科試験と適性検査を受けて合格するとバイク免許交付となります。

1日のスケジュールは日付によって違ってきますが、3日目のスケジュールの一例は次のとおりです。朝食、10:00～11:50学科教習×2、12:00～12:50技能教習、ランチ、14:50～15:40技能教習、17:50～18:40学科教習、夕食となっています。1限は50分です。スケジュールやカリキュラムを詳しく知りたい方は、自動車学校に直接お問い合わせください。

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