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合宿免許の卒業後は?流れや手続きを徹底解説

合宿免許の卒業後は?流れや手続きを徹底解説

自動車教習所の合宿免許を卒業したら、免許を自動的に取得できると考えている人もいるかもしれません。しかし、卒業後は自分で必要な手続きを済ませないと、運転免許証が取得できないので注意が必要です。卒業証明書には有効期限があるので、できるだけ早めに手続きを行うことが重要です。そこでこの記事では、教習所を卒業した後にどういう流れで免許証を取得できるのかを解説していきます。また、取得に必要な手続きや料金なども合わせて説明します。


合宿免許の卒業後はどうすれば良いのか

合宿を卒業すると、卒業証明書を取得できます。卒業証明書は運転免許証ではないので、それを持っているだけで車を運転することはできません。卒業後には、卒業証明書を持って住民票を置いている地域の運転免許センターへ足を運び、そこで学科試験を受けます。この最終試験に合格することで、初めて運転免許証が交付されることになります。また、運転免許センターでは学科試験のほか技能試験も扱っていますが、指定自動車教習所の卒業証明書がある場合には、技能試験は免除扱いとなり学科試験だけを受けるだけで大丈夫です。

合宿免許を卒業後はどういった書類を用意して何をするべきかなどは、自動車教習所の教官が教えてくれるでしょう。そのため、わからないことがあれば積極的に質問することが重要です。運転免許センターに行く前には、何時までに受付を済ませないといけないのかなどを事前に調べておきましょう。基本的に運転免許センターが開いているのは平日のみであり、祝祭日や年末年始は閉館しています。ただし、大都市圏にある運転免許センターではいくつかの条件をクリアした人のみ限定で、事前予約のうえ日曜日にも受け付けているところもあります。また、運転免許センターによっては都道府県外からの受験生を受け付けていますが、県内と県外の受験者で受付時間が異なるケースがあるため、こちらも確認しておきましょう。


運転免許センターの学科試験の内容と対策方法

本免試験の内容や合格基準は、すでに経験した合宿免許の学科試験と同じく○×問題形式となっています。合格基準は90点以上であり、到達すれば晴れて運転免許を手に入れることが可能となります。本免試験の試験対策もまた、自動車教習所での学科試験と変わるところはありません。例えば、間違えやすい問題を把握しておくことが重要となります。間違えやすい問題の典型には、引っかけ問題があります。問題文をよく読み、何が問われているのかを分析しましょう。引っかけ問題では、問題文の中に適切ではない単語や記述があることが多いので、そういったものがないかを素早く見極めることが重要です。

引っかけ問題対策としては、練習問題をたくさん解いて自信をつけることがポイントです。また、以前自分が引っかかってしまった問題を見直して、本番で同じような間違いをしないように、問題文の「引っかけかた」も分析しましょう。また、本免試験では文章問題が90題、イラストの問題が5題出されます。前者は1問1点ですが、後者は1問2点と高得点です。仮免試験では、全部で50問の1問2点配分ですが、本免試験では問題の量がおよそ2倍になっていることに注意しましょう。制限時間は仮免30分に対し本免50分と長くなっていますが、その分集中力を切らさないように気を付ける必要があります。問題数が多いということは出題範囲も大きくなるということなので、仮免試験のとき以上に教科書をよく読み込んでおくことが大切です。

さらに、イラスト問題も仮免試験にはなかったものです。そのため、文章問題の対策だけではなく、配点が高いイラスト問題の傾向と対策にもしっかりと取り組むことが合格へのカギとなります。イラスト問題は、問題文のヒントが絵の中に隠されていることが多いので、よく観察しましょう。加えて、問題を解くスピードにも注意をする必要があります。合計95題に対して50分ですから、単純計算でおよそ30秒に1題を解くペースで回答しないと間に合いません。見直しの時間なども含めるともっと素早く解く必要があるので、わからない問題は飛ばすなどスピード配分にも気を使いましょう。


学科試験から免許証発行までの流れ

運転免許センターでの一連の流れを把握しておきましょう。前述のように、まずは提出書類の確認や視力検査、聴力検査といった適性検査を受けます。視力検査で求められる数値は、普通自動車や二輪、中型で片目が0.3以上、両目で0.7以上です。片目の視力が0.3に満たない場合、もう片方の視野が左右で150度以上必要です。このほか、色彩識別検査も行われます。視力検査では眼鏡やコンタクトレンズの着用が認められていますが、運転免許証には運転の条件として「眼鏡等」という但し書きがつきます。これがあると運転中には必ず眼鏡やコンタクトレンズを着用していなければなりません。

聴力検査では、10mの距離から90デシベルが聞こえるかを調べます。普通自動車や二輪、中型、原付などでは補聴器の使用が認められているので、聴力に障害がある人などは当日補聴器を使用しましょう。さらに、適性試験ではこのほかにも運動能力や運転適性の検査もあります。前者は体の障害の有無を調べるもので、日常生活を送るのに支障がなければ運動能力検査を合格できるでしょう。後者はマークシート式の設問に答えるという形式で行われるもので、自分の性格や運転する際の注意点を知らせてくれます。この検査結果によって運転の適性がないと判断されて不合格にされることはないので、正直に回答することが重要です。

適性検査の後は前述のマークシート式の学科試験を受けて、およそ1時間後の合格発表を待ちます。合格発表では、電子掲示板などに番号が表示されるのでそれを確認しましょう。合格していたらさっそく手続きを開始します。手続きとは、講習を受けたり、運転免許証に使用する写真撮影を行ったりなどです。不合格の場合は、もう一度試験を受け直す必要があります。試験を午前に受けた場合、同日の午後にも試験を受け直すことができます。ただし、各運転免許センターによるので、必ず確認しておきましょう。2回試験を受ける場合は受験料も2倍となることに留意しましょう。

すべての行程が終了したら、いよいよ運転免許証の交付となります。運転免許の交付は順次呼ばれて個別に行われるため、受験者数の多い時期には時間がかかります。そのため、運転免許センターに行く日は、丸一日運転免許の交付に当てられるよう余裕を持っておくことが大切です。各都道府県の運転免許センターや、その日の混雑状況といったものにもよりますが、受付から交付までのすべての行程を終えるまでには6時間〜7時間程度はかかることを覚えておきましょう。とりわけ、夏休み期間など多くの学生が合宿免許に参加する時期などには、運転免許センターの混雑が予想されるので注意が必要です。


運転免許センターで必要となる書類

運転免許センターに持参する書類は、指定自動車教習所の卒業証明書と健康保険証やパスポート、特別永住権証明書などの本人確認書類、本籍地が記載された住民票、運転免許申請書となります。すでに他の免許証を所持している場合は、運転免許証も持っていきましょう。これ以外に印鑑や、本免試験受験のための筆記用具(鉛筆・消しゴム等)も忘れずに。また、運転免許センターにも証明写真の撮影機はありますが、6カ月以内に撮影した適切なサイズ(縦3cm×横2.4cm)の証明写真を2枚持参すれば、写真代を節約できます。

もし卒業証明書をなくしてしまった場合は、卒業した教習所に問い合わせをして再発行してもらいましょう。再発行には手数料がかかり、場合によっては顔写真も必要となるので注意が必要です。再発行手数料は5,000円程度かかります。教習所を卒業後かなり日にちが経っている場合は、有効期限も確かめておく必要があります。せっかく運転免許センターを訪れても、書類の不備で受験できないという事態が起こるかもしれません。トラブルを避けるためにも、書類はすべて有効なものなのかを確認しておきましょう。


運転免許センターでかかる料金は?

指定自動車教習所を卒業した、技能試験免除者が普通車の免許証を得るための試験にかかる手数料は1,750円です。1回目の試験が不合格で同じ日に2回試験を受ける場合は、合計で3,500円かかります。また、試験に合格した後は免許交付手数料として2,050円が必要です。普通二輪も普通車と同額ですが、原付免許の試験手数料は1,500円です(金額はいずれも2019年1月現在)。このほかにも、運転免許センターで証明写真を撮影する場合には、数百円の写真代が別途かかります。

ちなみに、運転免許センターへ行く際には時間だけではなくお金にも余裕を持っておくことをおすすめします。免許証交付までには時間がかかるため、待ち時間の飲食代なども考慮に入れておきましょう。また、交通安全協会への寄付を求められることもあります。こちらは任意のため必ず支払わなければならないというお金ではありませんが、寄付をした場合には粗品がもらえることもあります。交通安全協会への寄付額は任意ではなく1,500円などとあらかじめ決まっているため、寄付する予定である人は事前にいくらなのかを調べておきましょう。


卒業後は早めに運転免許センターへ!

卒業証明書には有効期限があるので注意が必要です。卒業証明書の期限は卒業した日から1年間です。期限が切れると、再度初めから教習をし直さねければならないので、卒業証明書の取得後は速やかに運転免許センターに行くことをおすすめします。

また、有効期限が1年だからといって、のんびりしていると、免許を取得しそびれる可能性もあります。すでに述べたように、運転免許センターでは学科試験を行わなければならず、合格しないと免許証の交付を受けられません。試験の問題数は仮免試験時の2倍で、教習所にいたときよりも良い点を取るのは難しくなることが予想されます。教習所で習ったことを忘れないうちに試験に挑むためにも、卒業後はできるだけ早く免許証の交付手続きを行ったほうが無難です。必ずしも1回の試験で合格するとは限らないので、2回目や3回目がある可能性があることを考慮しつつ、受験する日を決めていきましょう。


卒業証明書の期限が過ぎてしまったら?

もしも卒業証明書の期限が過ぎてしまった場合は、再び教習所で一からやり直さなければなりません。ただし、運転免許センターで技能試験を受けるという方法もあります。これは、自動車教習所を利用せずに運転免許センターで免許を取得する方法で、条件を満たしてすべての試験をクリアすれば、数日で免許証が交付されるというものです。しかし、この技能試験は、一般的に難関だといわれており、教習所を通さずに合格する期待はあまり持てないのが現状です。したがって、卒業証明書の期限が過ぎる前に、必ず運転免許センターへと足を運ぶことが重要なのです。 


合宿免許を卒業すれば終わりではない!

自動車教習所の合宿で卒業したら、それで免許証が手に入るというわけではありません。卒業証明書取得後1年以内に運転免許センターで本免の学科試験を受けなければならず、合格しなければ免許証の交付を受けられません。卒業から時間が経過すると、せっかく教習所で覚えたことが抜け落ちてしまったり、卒業証明書の期限が切れたりしてしまうことがあります。こういった事態にならないよう、早めに運転免許センターで試験を受けることが重要です。自動車教習所はあくまで予備校のようなものであり、「試験の本番は運転免許センター」と覚えておくと便利です。自動車教習所は卒業して終わりではありません。卒業後はしっかりとすべての手続きを踏んで、待ち望んでいた運転免許証を手に入れましょう。 

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